【高校】新潟県高野連・春季新潟県大会中止発表

4月4日、新潟県高野連は「第142回北信越地区高等学校野球新潟県大会(春季県大会)」の中止をすると発表しました。

写真:新潟県高野連富樫会長

 

【理由】

①新型コロナウイルス感染症の拡大がおさまらず、県教育委員会が示す感染拡大防止対策について全てを守り、集団感染リスクをさげて大会を行うことは難しいと判断。

②バスでの移動、控室等、密閉や集団を回避することが困難。安心・安全な環境を用意できない。

③広い球場等での運営となる為、施設の消毒等の衛生環境を保つことが難しい。アルコール消毒液の確保も困難。

④県の公立高校等では、2月中旬以降から活動中止の学校も多い為、約2か月に及ぶ部活動停止を余儀なくされている。4月6日より部活動が再開できるが、練習試合の解禁は4月13日以降(対戦相手は県内に限る)になり、練習・実践共に、経験不足となる。選手達の怪我、故障等を回避する為。

 

以上のような理由により、今回、新潟県高野連としては苦渋の決断となった。北信越での話し合い等では、感染者人数にも差があり、各県意見はバラバラであるが、新潟県としては「今の現状をしっかりと理解してもらう為に、この決断にいたりました。」としている。

 

富樫会長は「選手達には、大変申し訳ない。しかし、こういった決断をするのが、我々の役目だと思っている」とし、選手達の事を一番に考えての決定であることが伝わってきた。