2月12日、13日と小千谷市にて、今年も「新潟医療福祉大学硬式野球部野球講習会」が開催されました。
◆名称 新潟医療福祉大学硬式野球部指導者講習会
◆主催 小千谷市スポーツ協会
◆運営協力 小千谷市学童野球連盟
◆指導協力 新潟医療福祉大学硬式野球部
【野球教室】
新型コロナウィルス感染予防の観点から、12日午前は市内中学校野球部1年生、午後は市内中学校野球部2年生。13日午前は学童野球チーム低学年、午後は学童野球チーム高学年と、計4回にわけての野球教室となりました。
中学生向けは、怪我をしない投球動作、肩甲骨・股関節の柔軟性を高めるトレーニング、各ポジションに分かれての捕球動作や投球動作等。バッティングでは、インパクトの大切さを中心に指導がありました。
学童野球チームの低学年は、学生が考案した遊びを通しての正しい投げ方、捕球を楽しく学びました。高学年は、中学に向けて怪我をしない投球動作、強いインパクトを作るバッティングを学びました。
4回の野球教室とも、新潟医療福祉大学の選手達により「その年代に合わせたメニュー」が考えられており、常に小・中学生の目線に合わせた声がけなどを意識し、楽しい雰囲気の中で野球教室はおこなわれていました。


佐藤総監督からは「これからの季節、雪が多い小千谷の環境は決してマイナスではなく、今の時期に今日の様なトレーニングをつめば、マイナスがプラスに変わる。地味に見えるトレーニングも元気に楽しく行えば結果は変わってくる!」と選手達に向けて熱いエールがありました。
また、これを機に小千谷から活躍する選手やチームが出たり、小千谷から新しい発信をし続けて欲しいとの言葉もあり、佐藤総監督が想う小千谷への大きな期待が伺えました。

【佐藤和也総監督講演会】
小千谷市スポーツ協会、小千谷市野球協会、関係企業、市内高野連、市内中体連軟式野球専門部、学童野球チームの関係者、指導者が参加。昼間の野球教室の実技を踏まえての内容、指導者の心構えについて講演がされました。
今回の講演会には、小千谷市内野球団体の指導者が一堂に会したこともあり、指導内容、指導時の問題点等の共有がおこなわれ、更に有意義な時間にもなりました。
新潟県内の様々な地域で、小・中学生選手達の為の野球教室や指導者向けの講演会がおこなわれるようになってきました。
数年前では考えられなかったような交流も見られ、野球人口減少に歯止めをかけたい指導者の皆さんの想いが伝わってきます。他の地域での活動を知ることで、新潟県内の野球界全体として、更に進化が進むことが期待されます。