6月12日13日「高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント新潟県予選会」が、各支部からの代表8チームで開催されました。今年は、全国大会が新潟県開催であるため、新潟県からの出場枠が4つ。初戦を突破した4チームが、全国大会に出場することが決まりました。
準決勝を制し、決勝に進んだのは、五泉ドラゴンタイガーズ(下越)と新潟JBall(新潟)。準決勝、決勝のダブルヘッダーの中、投手の球数制限もこなしながら接戦を勝ち抜いたのは新潟JBallでした。
優勝:新潟JBall(新潟)
準優勝:五泉ドラゴンタイガース(下越)
第3位
田上ベースボールクラブ(中越)
新井ジュニア(上越)
※上位4チームは、今年8月に新潟県で開催されるマクドナルド・トーナメントに出場が決定しました。
【大会2日目・6月13日】
〈準決勝①〉五泉 6-2 田上
〈準決勝②〉新潟JB 18ー4 新井(5回コールド)
〈決勝〉五泉 13-14× 新潟JB
※試合詳細は、こちらから
コロナ禍で、野球の大会が数々失われた昨年。今年は出来る方法を模索しながら、各地で大会がおこなわれています。今回の新潟県大会も、感染症対策を十分に行いながら開会式・閉会式も開催。全国大会を運営する準備も着々と進められています。
全国大会に出場できるチームは、本来、各県から1チームと狭き門です。投球制限もおこなわれるようになり、学童選手の肘・肩の故障についても真剣に議論されるようになった今、投手事情が各チームの采配を分けます。しかし、逆の観点から見れば、多くの選手が投手を務める姿が見られました。様々なポジションを経験できることは、野球選手としての成長にも繋がります。
一人でも多くの選手が「野球を好きな気持ち」のまま中学・高校と進んでいけるよう、今後も選手達に多くの経験、チャンスがあることが望ましいと感じました。そして、マクドナルド・トーナメント予選から出場していた全ての選手達が、新潟の野球界の宝です。
(撮影:真下華穂/文・頓所理加)