【真下華穂】〈7月〉真下華穂さんに逆インタビュー「ブログを書き始めて」

 

NGT48 真下華穂 →プロフィール

インタビュー : 頓所理加

 

 

頓所:まず、新潟県野球協議会HPでブログを書き始めることになった2年半前についてお聞きします。依頼を受けた時はどうでしたか?

 

真下:とても驚きました。「野球が好き」ではありましたけど、それだけだったので。選手経験がない自分が野球ブログなんて書けるのかと不安にも感じました。でも家族は、とても喜んでくれました。もともと野球一家といっていいくらいの真下家だったので「こんなにありがたい仕事はない」と家族からも言われたほどです。

 

頓所:そうなんですね。そう言ってもらえると、嬉しいです。華穂さんに依頼してよかったです。初対面の時に華穂さんが持つ「野球愛」の大きさには驚きました。「華穂さんならいい文章を書いてくれるかも」と感じたほどです。

 

真下:私の方は正直、不安と期待半分ずつでのスタートでした。もともと文章を書くこと自体は嫌いではないので、素敵な機会をいただいたとは思いました。でも、やっぱり「初めてのこと」に挑戦するのは勇気がいるので。「人に読んでもらうための文章作り」なんて考えたことがなかったから。あれから2年間、継続して毎月ブログを書かせてもらっていますが、いまでも毎月「生みの苦しみ」と実は戦っています(笑)。これでいいのかな?みんなに伝わるかなって、何度も読みなおします。

 

頓所:そうなんですね、知らなかった。苦労しながら書いてくれているんですね。でもそのせいか、文章も成長していて、とても読みやすくなっていると感じます。

 

真下:書き出し、表現、どうやって自分の想いものせるかと、毎回悩みます。取材相手の方々が毎回熱く語ってくださるので、変なブログにはしたくなくて。でも「書く」ことからの学びは本当に大きくて、今では自分のSNSでの文章もずいぶん楽になりました。

 

頓所:新潟県野球協議会のHPでの企画なので、新潟の地元の野球現場への取材ばかりで。決して華やかではなかったり、現場での体験等も含めて大変なこともある中、引き受けてくれてありがとうございます。

 

真下:とんでもないです。本当に楽しいです。社会人硬式野球、軟式還暦野球、学童野球、女子野球、様々な現場に足を運べて。野球を支える皆さんの想いにふれるのが好きです。そして、野球工房でのグラブ直しや、球場でのグラウンド整備、バッティングセンターでのボール磨き。本来、自分だけでは経験できない「野球を支える裏側」に触れられるのも嬉しいです。もともと野球を応援するのが好きな私なので「応援する」に特化している取材は、本当に私にあっていると感じています。

 

頓所:このブログを通して、感じたこととかあれば聞かせてください。

 

真下:普段はアイドルをしているのですが、まったく別の環境の方々に話を聞く中で、気づきが沢山あります。「いつまでも夢を追いかける」とか「熱い想いを継続している」方々に取材をさせてもらえるので、私もアイドルとしてそうありたいと思うことが出来るんです。

 

経験に無駄なものはないという言葉もありますが、本当にそうだと感じます。一見アイドル業とは関係ない仕事のようですが、ここでの経験が自分のスキルアップにつながっていると思います。MC的なものが楽しくなってきたのも、この影響かもしれません。

 

頓所:そうなんですね。本当に嬉しいです。では、最後に、今後はどんなブログを続けていきたいですか?

 

真下:今後は、動画を少しずつですが取り入れたり、自分自身でも企画を考えたりして「野球界をどう応援できるか」にさらに迫りたいです。まだまだやれることはある気がするので。皆さんと一緒に、野球界に少しでもお役に立てたら嬉しいです。文字にすることも好きなので、これからも試行錯誤を重ねながら頑張りますので、ぜひブログの方もよろしくお願いします。

 

── 今回は、いつも取材をする側の「真下華穂」さんを逆インタビューの形で取材をさせていただきました。華穂さんの野球への真剣な想い、魅力が満載な取材となりました。次回も、逆インタビューです。お楽しみに。