【真下華穂】〈5月〉JABA新潟 専務理事、番場省二さんにインタビュー

 5月2日〜5日の4日間、HARD OFF ECO スタジアム新潟とみどりと森の運動公園にて第65回JABA選抜新潟大会が行われました。社会人野球の新潟大会です。

 

 

テキスト : NGT48 真下華穂 →プロフィール

 

 9月にJABAクラブ選手権を新潟で開催することになり、今回の新潟大会から新しい取り組みが始まりました。

 

 

 「試合に足を運んでくれる人を増やす為に何ができるか!」女性中心のプロジェクトチームを作ってアイデアを出し合い、エコスタに初のキッチンカーを呼んだり、スタンプラリーの開催、大会のインスタグラムを作って試合結果や大会の裏側を発信したりと、様々な取り組みが行われました。

 

 

 試合の中での新しい取り組みは、7イニング制にするということ。9イニングの試合では3時間かかっていた試合時間を、2時間ぐらいで試合が終わるようにと、試作的に新潟県が取り入れたそうです。

 

 全ての新しい取り組みには「社会人野球の試合を観にきてくれる人を集めて、野球を盛り上げたい!野球の魅力を伝えていきたい!」という想いが込められています。2021年にもこの大会を取材させていただいたのですが、その時よりも子どもたちが多くいたように感じました。

 

 

JABA新潟県野球連盟専務理事の番場さんに社会人野球の魅力を聞きました

「いい大人が必死になっている姿。もう30歳に近い選手もいるのに、高校生以上に必死になっている姿がいいなと思います。社会人野球の“JAPAN”もあって、北信越から2人選ばれました。上を目指そうと思って頑張ればいくらでもチャンスがあるというのも素晴らしいことだなと思います。

 

そして社会人なので、選手の子どもが試合を観に来ていたりして、“パパがんばれ!”と応援していたりします。子どもにそんな姿を見せられるのは嬉しいんじゃないかなと思います。」

 

 

 どの年齢になっても本気で野球を一生懸命できる場所があるということは素晴らしいことで、そしてその姿を見ることができるというのも社会人野球の魅力だなと思いました。

 

 

 9月にはJABAクラブ選手権が新潟で開催されます。

2000年に長野で開催されてから、北信越で2回目。今までは西武ドームで開催されていたけれど、野球で地域活性化のためにいろんな地域で大会をすることになりました。

 

この試みで最初に手を挙げたのが新潟県。開催のために色んな方の努力が行われています。ぜひ、9月球場に足を運んでほしいです。

 

 「一緒に…大人が本気でボールを追いかけているところを、見てみませんか?」