未来の野球界の為に、今できる事を

 

 

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頓所理加ブログ
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今の野球界は、お母さんの負担がとても大きいです。お父さんも同様です。

 

実際に、それを改善しようと動いているチームも見受けられるようになりました。でもいまだに、「お母さん当番」が暗黙の了解となっています。

 

 

子供が「野球をやりたい!」と言ったら、グランドに遊びに来てほしいし、出来ればそのまま仲間になってほしい。でも、大人の事情によって「野球をさせたくない」と思われてしまう事が一番悲しいです。

 

 

例えば、あるチームのお話。

 

お母さん2名づつ、週末朝7時から夜18時までの練習当番があって、全員がそれを順番でやらなければいけない。土日に当たった人は朝から晩までグランドに張り付き。平日の夜に当たる人は夕方から鍵開け。仕事をしているお母さんには到底難しく、日程の調整を周りに依頼。

 

しかし、そう簡単に変わってもらえるものでもなく、結局仕事を休んで当番をしたり…。また、なかなか大会にお手伝いや、応援に来れないお母さんが批判をされてしまい、精神的にきつくなり、子供に野球を続けさせられなくなったり。

 

 

冒頭にもお話したように、もちろん、全部のチームがそうではありません。「お手伝いなし!」を継続しているチームさんももちろんあります。

 

子供達に安全に野球をさせてあげるためには、親のサポートが必要な場面もあるかと思います。でも、今の時代背景も考え、その在り方については、今一度見直す事が必要なのかもしれません。

 

野球人口がこれだけ減少してきている今、さまざまなマイナスイメージを持たれている親御さんの声を聞くことも多いです。そのマイナスイメージを少しずつ無くし、野球に対して明るいイメージを保護者の方に持ってもらえるように。

 

未来の野球界のために、そして子供たちのために。今できる事を。