【中山大ブログ】野球の伝統と歴史
みなさん、こんにちは。突然ですが、野球って不思議なスポーツだと思いませんか?スタジアムに響く「カキーン!」という快音、土の匂い、そして一球ごとに一喜一憂するあの大歓声。
今では当たり前のようにある景色ですが、実はこのスポーツ、150年以上の時間をかけて、とんでもなく熱い物語を積み重ねてきたんです。
■野球のルーツを辿ると
野球のルーツを辿ると、19世紀中盤のアメリカ・ニューヨークに突き当たります。
当時は「ニッカーボッカー」というクラブの仲間たちが、公園でボール遊びをしていたのが始まり。1845年にアレクサンダー・カートライトという人が「9人制で、ベースはダイヤモンド型にしよう」とルールを決めたことで、今の野球の形ができました。
最初はただの「大人の社交的な遊び」だったんですが、あまりの面白さにどんどん広まっていき、1869年にはついにプロチームが誕生。そこから一気に、アメリカの「国民的娯楽」へと駆け上がっていったんです。
■日本に野球が伝わったのは
日本に野球が伝わったのは、なんと明治初期の1872年。
ホーレス・ウィルソンというアメリカ人教師が、今の東京大学の学生たちに教えたのがキッカケです。
面白いのは、日本ではプロよりも先に「学生野球」が爆発的にヒットしたこと。特に早慶戦などの対抗戦は、街中がひっくり返るほどの盛り上がりだったそうです。
泥だらけになって白球を追い、相手に敬意を払う。
そんな日本の野球には、どこか「武士道」に近い精神が宿っていきました。「野球(ベースボール)」という名前も、この頃に日本で新しく付けられたものなんですよ。
■野球の「聖地」
野球の歴史を語る上で、やっぱり「聖地」は外せませんよね。
例えば、1924年にできた甲子園球場。ここは数えきれないほどの高校球児たちが涙し、歓喜してきた、まさに日本の野球の心臓部です。
アメリカに目を向ければ、1912年から続くフェンウェイ・パーク。100年以上も前の球場が今も現役で、左翼にそびえ立つ巨大な壁「グリーン・モンスター」が名物になっています。こうした古い球場に行くと、まるでおじいちゃんの代から続く壮大な歴史のバトンを受け取っているような、不思議な感覚になります。
■野球の伝統や歴史に思いを馳せながら、野球を楽しむ
今の野球は、データ分析や最新テクノロジーを駆使した「超精密なスポーツ」に進化しています。
でも、どれだけ時代が変わっても、バット一本で試合をひっくり返すあのロマンや、チームのために自分を捧げるプレーの熱さは、150年前から少しも変わっていません。
WBCのような国際大会を見ていると、世界中の「野球愛」がぶつかり合って、新しい歴史がどんどん塗り替えられているのを感じます。
野球って、過去の名選手たちが残した記録にワクワクしながら、まだ見ぬヒーローの登場を待つ「終わらない物語」なんですよね。
次に試合を見る時は、その足元に広がっている長い長い歴史に、ちょっとだけ思いを馳せてみてください。
きっと、いつものプレーがもっと輝いて見えるはずです!
テキスト : 中山 大→プロフィール





