ライターとして「想い」を伝える

 

テキスト : 頓所理加 →プロフィール

 

頓所理加ブログ

 

 

私は今、フリーライターとして、野球現場に足を運ばせてもらっています。元々、「記者」か「ライター」になりたいという夢を持っていました。当時では珍しい「新聞・出版コース」がある短大に進み、同じ夢を持つ仲間と学びました。

 

もう20年以上も前の経験になりますが、教授の言葉で心に残っているものがあります。それは今の取材時にも活きています。「取材をする時、相手の気持ちに寄り添う」こちらが聞きたいことだけを聞くのではなく、相手が答えやすく、また話しやすくなることにも配慮しながら取材をさせてもらう。

 

誰でもそうですが「気持ち」が入ると言葉が続きます。「想い」に触れると、言葉があふれてきます。その「想い」の部分を聞き出せるかどうかは、取材する側にかかっている。それは雰囲気も含めて。あの当時は深くは理解できませんでしたが、今はその通りだと感じています。

 

人生とは不思議なものです。20年前の経験が、今になって財産になることもある。やはりどんな経験にも無駄はない。あらためてそう感じます。野球の指導者、保護者、組織運営、様々な角度から野球と関わらせてもらってきました。ライターは、それとはまた別の角度です。伝える側の環境に感謝しながら、これからも新潟の野球界で自分が出来ることを続けていきたいです。

 

~自分に出来ること~

 

それは自分らしく「伝えていくこと」

「想い」を伝えられるライターでありたい